飲食店舗の賃貸管理とは?~家賃回収だけではない業務~

事業用の賃貸物件をお持ちの方へ。
飲食店を迎えるにあたり、物件を安定的に運用していくための業務内容はご存知でしょうか?
- 家賃回収ができていれば、問題ないのでは?
- 基本的な業務内容を知りたい
- 飲食店ならではのポイントはあるの?
そんな悩みをお持ちの方へ向けて、店舗支援隊が「飲食店舗の賃貸管理で確認しておきたいポイント」をご案内していきます!
「大家」初心者の方にとって、必見の情報が詰まっていますよ。
賃貸管理業務の内容は大まかに4つ

店舗物件の「賃貸管理」とは?
基本的な業務内容は、大きく分けて4つ挙げられます。
入居中の管理
「賃貸管理」と聞いて、一番初めに思い浮かぶ項目では無いでしょうか?
その中でも最も大切な業務が、「家賃回収」です。
借主である飲食店様から支払われる“賃料”が、あなたの事業売上や生活費となってくるので、非常に重要な管理内容でもあります。
毎月既定日までに回収できていれば問題ないのですが、中には支払えずに滞納されてしまうことがあるかもしれません。
その際には「家賃の催促」として、飲食店様と話し合いの場を設ける必要も。
あまりにも長期間支払われない場合は、契約時に設定している保証会社などへの連絡や法的措置の検討も視野に入れていかなければなりません。
また飲食店の場合は調理中の煙や匂い、お客様が集まる場所だからこそ発生する騒音などで近隣住民の方からクレームが入ることも。
その際には、飲食店様と営業内容の調整をしたりと言った「トラブル対応」が追加されます。
退去時の手続き
飲食店様より退去申請があった後も、いくつか行わなければならない業務があります。
退去日の具体的な日程の確認や、入居時に預かっていた敷金の清算。
最終日には鍵の回収も忘れずに行いましょう。
また飲食店の場合は、入居後に造作物や内装設備を加えていることがほとんど。
賃貸借契約書に「退去時の原状回復義務」を記載している場合は、実際に原状回復(スケルトン)=店舗内に何もない状態になっているのかを確認しましょう。
入居者の募集対応
退去が決定、もしくは退去後に始めることは、次の借主様(飲食店)を探すことです。
物件の特徴を出しながら募集をすることが必要ですが、その中でも一つ重要なポイントとして挙げられることがあります。
あなたの店舗物件は重飲食が可能なのか、もしくは軽飲食のみなのか。
「重飲食」とは焼肉やカレーと言った、煙や匂いが大量に発生する料理を提供するお店を指します。
一方で「軽飲食」とはうどんやケーキと言った、強い煙や匂いの出ない料理のみを提供するお店を指します。
店舗内の状況や周囲の環境を踏まえて決定しましょう。
入居時の手続き
無事に入居が決定したら、契約手続きに進みます。
作成する契約書が今後の賃貸管理における要となってきますので、記載内容の選定は慎重に。
先ほども少しご紹介しましたが「退去時の原状回復義務」は、次の飲食店募集のためにも入れておくことをおすすめいたします。
また「退去申請」は一般的に3~6ヶ月以内に設定されることが多いですね。
長いほど募集期間に時間をかけられることはメリットですが、反対に長すぎると飲食店様が今後のスケジュールを立てにくくなってしまうため、その辺りのバランス調整はした方が良いかもしれません。
意外とやることが多い?賃貸管理

大きく分ければ4種の業務となりますが、その中でも細々とした内容が入ってくるのが賃貸管理です。
中には「そこまでしなくても良いのでは……」と思われる業務もあるかもしれませんが、あなたの店舗物件を安定的に運営していくためにも一つ一つ、着実に進めていくことをおすすめいたします。
入居される飲食店様によって、状況が変わる可能性も出てくるでしょう。
特にトラブルが発生すれば、解決するための労力や時間が必要となってくるので注意が必要です。
そして飲食店舗専門の店舗支援隊では、賃貸管理業務を代行しています。
入居前の対応から入居中・退去時の手続きを担当しているため、業務を丸ごとお任せ頂くことが可能ですよ。
大阪で賃貸管理をお任せするなら「店舗支援隊」

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- 滞納家賃の督促など負担のかかる業務や、賃貸借契約書の作成など専門知識のいる業務まで
- 経営の不安定な飲食店様には、改善を図るために運営アドバイザーとして入ることも
店舗支援隊では、店主様に「より長く、安定的な運営」をして頂くことを目標に賃貸管理を行っております。
「こんな不安があるのだけど……」と言ったご相談も積極的に受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
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